スタッフブログ

地球の会 NPO法人 環境共棲住宅 イノベーション勉強会@建築工房零さん

こんにちは。経営企画室の赤塚です。

近頃はめっきり寒くなってきました。
私は10月の頭から上下ヒートテックに包まれてきましたが、それだけじゃ足りないくらい寒くなってきましたね。
湯たんぽでも持ってこようかな。。。

さて、株式会社サカモト 坂元植林の家は、
NPO法人 環境共棲住宅 地球の会」 という全国規模の大きな会に参加し、
加盟している全国の工務店さまに、さまざまな家づくりのことを教えてもらったり、
時にはサカモトの自社山林を活かして、森づくりと家づくりの関係をレクチャーしたりするなどの活動をしております。

その地球の会の活動の一環として、
先日仙台市にある建築工房零さんで「イノベーション勉強会」が開催され、
たくさん勉強させていただきました。

見学させてもらったのは、3つの建物。
①戸建てリノベ建売住宅「寺岡リノベ住宅」
②第7回「真の日本の住まい」提案競技国土交通大臣賞受賞「太陽と棲む建築士の自邸」
③丘の上の提案型住宅 区画C:土と暮らす 23.75坪 3950万円

①戸建てリノベ住宅
最近サカモトでも挑戦しておりますが、零さんでは年に10数棟ほどリノベーションのお仕事があるそうです。

何とも言えない「ラフさ」がこの建物のかっこいいところでしょうか?

②第7回「真の日本の住まい」提案競技国土交通大臣賞受賞「太陽と棲む建築士の自邸」
零の小野社長の自邸です。
零さんらしい薪ボイラーや、風・光を取り入れる工夫を学びたいです。
実は、梁などの一部に坂元の森の材料が使われております。
今回私は初めて見せていただいたのですが、
「これはうちの太鼓梁だな?零さんではこういう風に使うのかフムフム」
・・・なんて思いながら見学させていただきました。

 

③丘の上の提案型住宅 区画C:土と暮らす 23.75坪 3950万円
こちらは太白区鹿野で零さんが展開されている「提案型住宅」。
手刻みの建物です。


同じところに3区画あり、区画ごとにはっきりしたコンセプトで設計されていました。

リノベの物件も、小野社長の自邸も、手刻みの提案型住宅も、どれも素晴らしく、
「いつかうちでもやりたいなぁ」と個人的に狙っていたことがいくつかすでに実践してあり、
さらに、「うちでもやりたいなぁ。うちならこういう風にできないかなぁ。」なんて思っておりました。

宮城県では、サカモトと零さん、森のめぐみ工房さんや、ソネケンさんも同じ地球の会の仲間です。
宮城県でも「木の家」とりわけ無垢材にこだわった工務店が以前よりかなり増えてきました。
地球の会に加入されていない工務店でも、宮城県にはたくさんの素晴らしい木の家の工務店があります。

私たち、サカモト 坂元植林の家も、そんな素晴らしい工務店のみなさまに負けないよう、
日々切磋琢磨していきたいです。

2018年の10月ごろには、サカモト 坂元植林の家のフラッグシップモデルハウスなとりりんくうタウン「木の心」の売却を予定しています。
ですので、そのころには、新たな挑戦となる次の「木の心」のモデルハウスが完成している見込み。

全社を上げて、どんなモデルハウスにしていくか、どんなコンセプトにしていくか?
サカモトが、坂元植林の家が提供できる、お客様に喜んでいただける「価値」は何か?
そんなことを、夜も眠れないほど考えております。

サカモト 坂元植林の家の強みは、なんといっても
木の家一貫体制」。

これは2015年ですが、ウッドデザイン賞を受賞しています。

家に使われている木材は、
・どんな人が
・どんな気持ちで
・どうやって育てているのか?

その木材を
・誰が
・どんな技術で
・どんな想いで手を加え
・どんな職人さんが仕上げているか?

その建物は
・どんなお客さんが
・どんな設計士が
・どんなスタッフが
・どんな想いを込めて形にしていくか?

その暮らしは
・どんな住まい手が
・どんな環境で
・どう営まれていくのか?

私たちはいつも「地域との共生」という理念のもと、
すべての工程を自社で一貫して管理し、一貫して管理するからこそできる価値を追求しています。

森のスタッフ、製材職人、大工さん、いろんな職人さん・・・といった匠たち=作り手と、
住まい手ご家族の「想い」や「夢」、「憧れ」の間。

作り手と住まい手の間で、
暮らしづくりをサポートすることが、私たちの仕事だと考えています。



手刻みの現場で、設計士と棟梁が打ち合わせをしています。


大工棟梁が、製材所で、製材職人と柱の取り方を話し合いながら、製材しています。

大黒柱伐採式では、
自社山林「坂元の森」においでいただき、
自宅に使われる大黒柱が、
森が、
その木々が、
どう生きてきたのか、そんなことに想いを馳せ、五感で味わってもらったり…


というような取り組みも、その一つです。

そんなこんなで長くなりましたが、

これからも、サカモト 坂元植林の家のいろんな取り組みをお届けしていきます。