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大黒柱伐採式

こんにちは、今日は大黒柱伐採式のご紹介をします。

大黒柱伐採式では、住まい手さま自ら、サカモトの森にはいって森を感じていただきます。

林業施業中の山に入ることのできる機会はそんなに多くないので、みなさん喜ばれています。

今の季節は切旬でもあるため、伐期に達したスギやヒノキの丸太が、林道の脇に積み上げられ、製材所に運ばれるのを待っています。

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こちらの写真は広葉樹が多いようですね。

坂元植林では、スギやヒノキを植林していますが、それだけではなく、

ケヤキなどの広葉樹も大きく育っています。

一般的に林業というとスギやヒノキが主流ですが、サカモトの森のように、

針葉樹(スギやヒノキなどの葉がつんつんしているもの)と広葉樹(葉が平たいサクラやケヤキ、ブナのような種類)の両方が混じりあい、世代も若いものから樹齢を経たものまで幅広く育つ「針広混交複層林(しんこうこんこうふくそうりん)」を目指しています。

針広混交複層林、と一言でいうと何かの呪文のようですが、

「針」葉樹と「広」葉樹が「混交」していて、樹齢や樹高の異なる樹木で構成され、樹冠の部分が「複」数の「層」になっている、ということです。

話を大黒柱伐採式に戻しましょう。

ある程度プランの決まっている住まい手さまの伐採式では、

坂元植林の森のプロが、プランに合いそうな樹を何本か選んでおき、

その中から住まい手さまに選んでいただきます。

「プランに合いそうな樹」とはどういうことか?と思いませんでしたか?

実は、大黒柱は太ければ太いほど良いとは一概には言えないものなのです。

もちろん四方ざしをしたりするにはある程度の太さが必要ですが、

必要以上に太すぎると、部屋や通り道を圧迫したりすることもあり、

あくまでも建物全体としてのバランスが重要だという事です。

今回の伐採式では社長自ら選んだスギを住まい手さまに見ていただきました。

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写真左の立派なスギが、今回の伐採式で選ばれたものです。

伐採を行う前に、お塩とお神酒(自社栽培の酒米で作った日本酒「サカモトの森」)でお清め

を行います。

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お清めの後は、二礼二拍手一礼。

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3歳になるAくんも二礼二拍手一礼をしてくれました!

そしていよいよ伐採です。

伐採木の重心を読み、その日の風を読み、伐採した後の搬出路も考えて、

倒すベストの方向を見極めます。

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まさに職人技です。

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伐採式の撮影に行くたびに、かっこいい!やってみたい!という気持ちが強くなっていきます。

今年はその一歩目(になるかわかりませんが)として宮城県の森林インストラクターの資格取得を目指しています。

先日応募用に小論文を提出しました。審査を通過すれば面談が待っています。通過するといいんだけど。。。

森林インストラクターの資格に興味のある方はこちらをどうぞ

↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sizenhogo/insuto.html

2月末が募集期限なのでまだ間に合いますよ