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林業体験と焚火会

11/26土曜に、林業体験と焚火会を開催しました。

今回のイベントは初の試みですが、サカモトが加盟している「柴田町里山ビジネス振興協議会」主催のイベントへの協力、という形で実施しました。
サカモト・坂元植林株式会社の他、柴田町(農政課)、NPO法人余白さん、柴田町地域おこし協力隊の吉田謙治さんにご協力をいただきました。

まず里山ビジネス協議会についてですが、
その名の通り、柴田町の里山エリアを盛り上げるために、
2019年に柴田町の産地直売所や農業法人、地域の活性化組合、食品加工所、行政、大学、農協、地域おこし協力隊の皆様が集まった組織です。
今年で4年目となりますが、サカモトとしてイベント協力を今回のような形で実施したのは初めてでした。
今回を機に地域の皆さんと協力して、サカモトや坂元植林でしかできないことを通じて、
地域が盛り上がるような活動をどんどんしていきたいなと思います。

さて、今回はNPO法人余白さんの代表佐藤祥多さんにも当日スタッフをしていただきました。
佐藤祥多さんはもともと地域おこし協力隊として柴田町に移住してきた方で、
現在はNPO法人を立ち上げて地域を盛り上げる様々なことをされています。
詳しくはNPO余白さんのインスタグラムをご覧ください。
余白さんのインスタグラム

それから、柴田町地域おこし協力隊の吉田謙治さんには、薪割り機や焚火台などをお貸しいただき、事前準備~当日のスタッフまで、幅広くお手伝いいただきました。
吉田さんは、柴田町にアウトドアセレクトショップを開業予定で、現在は柴田町地域おこし協力隊として活動されています。
柴田の太陽の村でデイキャンプイベントを開催されたり、その際に薪として間伐材を提供させていただいたりしています。
最近ではブッシュクラフトアドバイザーの資格を取得されたそうで、マッチやライターを使わずに火おこしをするレクチャーをしてくれたり、
アウトドア好きのご家族が喜ばれるイベントを手掛けてらっしゃいます。
吉田さんのインスタグラム

さて、前置きが長くなりましたが、「林業体験と焚火会」です。
もともとサカモトでは「森林体験ツアー」を年2回、5月と10月ごろに開催しておりましたが、
コロナ以降は開催を見送り、個別での森林案内のみを行ってきました。

今回はそんな中ですが、里山ビジネス協議会様にきっかけをいただき、地域の方と協力しながら開催してみることにしました。

10時ごろに集合、
坂元植林のご紹介、林業の解説などを行いながら、坂元の森を散策していきます。
特徴的な樹種や葉っぱのクイズ、年輪の説明、材になるまでの時間、林道にある祠(馬頭観音やソウゼン様)のお話し。
一般的な林業と坂元植林の林業の違いやその狙い。
30分くらいかけながら、ちょっとした坂道をゆっくり歩いていきます。

今回は3歳8か月の女の子も前半は抱っこなしで頑張って歩いてくれました。
後半はお父さん抱っこお疲れ様でした。


本投稿の写真はすべて余白佐藤祥多さん撮影

大沼林業部長による木材の基礎、枝打ちと間伐のレクチャー。林業の現実をお話しいただきました。

さとのえへ移動して、
薪割り・火起こし・焚火体験を行いました。

企画がまとまれば2023/1/21土曜(仮)にも、「冬の坂元の森の森散策と焚火会」開催したいと思います。