やっと、うだるような暑い夏も過ぎ、
日に日に朝晩は、寒さを感じる季節となりました。
こんにちは、木材課 佐藤です。
今日も日々製材をしております。
そんな日々の中、憎いあいつが...
虫です。正確には、虫食いの跡。
山で伐採された木材が
すぐに製材所に持ち込まれる、
なんてことはありません。
伐採された木材が集積され、
製材所にも受け入れできる場所ができて
運搬となるので
どうしても、伐採から製材するまで、
時間が空きます。
そして、夏は虫の活動時期になります。
彼らは伐採された木材に卵を産み付け
木材に穴をあけつつ、
その中で成虫になるようです。
しかし、そんなことは自然のことですから、
仕方ないのです。
彼らも生きているのだから致し方ない。
自然の摂理として割り切ってはいますが…
一言いいたい!
その木じゃないといけなかった?
いや、その場所じゃないといけなかった?
って場所をかじる。
きれいな、白太のところを狙ってかじる。
白い部分だけ入る。
赤い所までは入りづらい。
節の多い丸太は、
虫がほとんどつかないのに、
どうも選んで食べている…
節の多い丸太は無傷。
いい丸太から食われるのも、自然の摂理なのか...
虫としては、そんなこと思ってもいないでしょうけどね。
おいしいんですかねぇ。
虫食い部分は、桟木に使いたいと思います。
虫よ、なるべくいいところを残してね...
それでは また。