こんにちは 工事課 鈴木(幸)です。
昨年の末より、隣町の蔵王町にて
病院、幼稚園など現場が続き
頻繁に通っていました。
田んぼ、畑の脇には綺麗な水路があり、
蔵王山脈の湧き水が豊富なんだと
思っていました。
しかし、数百年前、大正初期は
旧円田村、村田町などの地域は、
毎年干ばつに見舞われる地域でした。
先人たち豊かな水源を求め、
この「疣岩分水工」が施工されました。
存在は気になっていたんですが、
解説した看板をたまたま見つけました。
サイフォンの原理で
浮き上がる水圧を利用し
水を分散する仕組みなんですね。
この美しい水路。
どじょうやゲンゴロウなどが共存しています。
私の田舎も、この様な水路は少なくなり
虫や小魚は激減しました。
全ての答えは自然にある。
住まいもなるべく自然に寄り添う形で共存できるように…
蔵王町のことりはうすの床。
木口の小端(こば)て仕上げです。
少しぐらつきがでますが、味があっていい感じでした。
ご要望があればサカモト鈴木まで。
それではまた。