拝啓・木材課峯岸です。本日の製作部材は、こちら・・・
この部材は、通期胴縁と言います。
使用する場所は、外壁を取り付ける為の下地材
溝になっているのは、空気が通り抜ける部分、それにより結露し難い様にする為の物です。
溝幅は、15㎝ごとに付け溝深さは、9㎜にしてあります。
しかしながらこれ、かなり過酷な制作、すべて手作業1枚26個所入れます。
まず分決めした素材を並べて15㎝ごとに印を付け、
素材が凹凸無い様にクランプで固定、
溝切カッターを印位置に合わせ、
三角アングル定規で機械が乱れ無い様に押さえ付け溝付け、
後は木くずと粉塵との格闘・・
その時の工場内は、ものすごいダストに覆われ
わたくし自身も、ドリフターズ状態・・・全身粉まみれ・・
作業台も低いので、腰もダメージ・・
作業後は、腰肩背中ほぼ全体にバンテリン塗尽くし回復待ち・・・
そして再び翌日開始・・・・
しかしこれも自社製材原木歩留まり向上、
また、製造した木材を有効に使用し森林循環向上の宿命と考えながら、
今日もにっこり笑顔機械の呼吸で制作しています!
後は、胴縁同様スライダーで両端を整え収納・・お疲れ様でした。お先します。
本日もご搭乗ありがとう御座いました!
次回エアマスターご期待!