日に日に日の入りが早くなり、あの暑かった夏はどこへやら、明らかに秋へと近づいています。
こんにちは、木材課 佐藤です。
今回は、4直修正挽き製材について話していきます。
4直修正挽きとは、製材して乾燥機に入れた乾燥材を4面挽いて直角を出していく作業になります。
え?なんでもう一回挽くの?って思いましたか?
生の材料を乾燥させると、曲がったり、ねじれたり、割れたりと直角が出ていたものが、狂ってしまいます。
乾燥させる意味には、強度を上げるためとか色々ありますが、材料を狂わせて安定させるという意味もあります。なので修正が必要になります。
見た感じ、さほど曲がってなさそうですが定規にあわせると、隙間ができます。
この曲がりを取っていく作業になります。
材料によっては、曲がりすぎて取れなくなるものも出てきますが、その時はサイズを落として使うようになります。
一本の材料を作るのには、多くの手間がかかっています。無駄なく使用していきます。
製材人 佐藤でした。 それではまた。