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大黒柱伐採式

毎年、冬場恒例の大黒柱伐採式を今年も行っています。

林業には「切り旬」という言葉があります。

木は、春夏の温かい季節に成長し、秋から春先の寒い季節には成長しません。
成長期は水分をグングン吸上げているため、この時期に伐採した木は水分量が多く、乾燥時に反りや割れが大きくなりがちです。さらに水分と一緒に養分もたくさん含んでいるので、カビがつきやすいとも言われています。

逆に秋から春先の寒い時期に伐採された木は、水分が少ないため乾燥しやすく、
カビも生じにくく、虫などの害虫も付きにくいと言われています。

つまり秋から春先の時期が、木を伐採する旬「切り旬」ということになります。

ですので、坂元植林の家づくりを決心されたご家族は、
この時期を待って大黒柱を伐採し、乾燥させてから建築を行う…という流れが多いです。


社長が坂元の森で林業と大黒柱についてご説明


ちょうど、柴田町の入間田馬ノ瀬というエリアで山林整備をしておりましたので、その山の優良木を大黒柱としてご提案しました。


動物のフンを見つけました。多分カモシカです。


サカモトのお酒でお清め


2礼2拍手1礼


天気も良く、寒すぎず、いい日でした。


願いを込めて


木肌も美しく、製材が楽しみな杉でした。


林産班のスタッフもお清めを


記念撮影中


伐採が進んでいきます。


楔を打ち込んで、仕上げに向かっています。


その場で大黒柱となる長さを指示して1番玉を玉切りしていきます。

大黒柱伐採式の一部始終は、こちらからご覧いただけます。