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里山での新拠点整備 さとのえ2

「さとのえ」の現場では、建て方(たてかた)が行われていました。

「建て方(たてかた)」とは、
完成した基礎の上に土台を据えつけた後、
柱や梁などの住まいの主な骨組みをくみ上げ、
屋根の形が出来上がる段階までのことをいいます。

建方は、新築工事の中で、大工にとっても最も気を使い、
危険な作業が待ち構えている最難関です。

ハウスメーカーでは、早ければ半日程度で棟が上がってしまいますが、
坂元植林の家の新築現場では、より長い時間がかかる場合もあり、
大黒柱や長尺の梁、複雑な仕口が納まっていく様子は繊細ながら、大きな迫力を感じました。

特にさとのえの建て方は、棟が上がるまで数日を要しました。


追掛け大栓継ぎ(おっかけだいせんつぎ)という、手刻みならではの仕口


楔(くさび)


追掛け大栓継ぎを真横から見るとこうなります


追掛け大栓継ぎに栓(せん)=込み栓(こみせん)をしています


年輪が美しいです。このまま見える木口です。


殆どが仕上がりに見える材料=化粧材です。


メインの空間に架かる太鼓梁


ひとつひとつの材料を丁寧に組み上げていきます。


一般の住宅ではあまり見ない納まりです


足場からはこんな景色が眺められます


周囲の自然とどのように馴染む建築となるか


楽しみです


社長の愛犬。保護犬のラヂ。ハンガリアンビズラという狩猟系の犬種です。ラヂオの日に家族になったので、ラヂくん。


次回は、屋根がもう少し形になった状態の様子をお届けできるかと


工事の進行がたのしみです


貫が通りました。

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里山での新拠点整備 さとのえ