こんにちは、木材課 佐藤です。
寒くなってきました…外の仕事がほとんどの職場には厳しい季節がどんどん近づいています。
製材所の薪ストーブも使い始めました。
換気にも気をつけて、寒さに負けないようにしたいと思います。
さて、送材車が新しくなりました。という話はしていましたが、
どう変わったのか?という話をしていきます。
まずは「木返し」木廻しとも言いますが、丸太を転がす装置です。
コンベアーが回転して挽きたい所へくるくる転がせます。前は手作業でした。
続いて、油圧鎹(カスガイ)丸太を固定する装置です。
これは、前もありましたが、油圧式に代わりました。前は手作業です。
それから、「クランパ」こちらは製材後、角物をひっくり返す装置になります。
幅広い梁など、ひっくり返すのが一苦労でしたが、ボタン一つです。
丸太を抑えたり、倒れないようにしたりと万能な腕のような感じです。
全部、前は手作業です。
そして、デジタル歩出機。どれだけ出したいか、どれだけ残したいか、
こちらも設定して、ボタン一つです。しつこい様ですが前は手作業です(笑)
機械で便利になっても、
「どれだけ出すか」「どれだけ残すか」
という判断が、私たちの仕事です。
ここを機会に任せてオートメーションで行うのではなく、
坂元植林では、あいかわらず、人の目と経験で判断して、
木材と付き合っていきます。
便利になっても、刃物がある危険な職場ですので、
安全第一で頑張りたいと思います。 それでは、また。