こんにちは、木材課佐藤です。
朝晩めっきり冷え込んできました。日の入りもだんだん早く
暗くなるのも早くなってきましたね。
インフルエンザの流行のニュースも、ちらほら聞こえてきました。
十分お気をつけください。
さて、製材のときに気をつけるのが、“節”です。
節が無い物は、造作材(見える所に使う材)として使われ希少な部材になります。
その為、最初に製材するときには、丸太を回し、節を探すところから始めます。
そもそも節は、枝が生えていた場所です。見つけ易く枝が残っている物もありますが
良い丸太ほど、手入れがされ(枝打ち等)育つほどに隠れてしまいます。
写真のように、表に出ていなくても、裏返すと節が現れます。
中心に近づけば近づくほど、節が出てくる可能性は高くなります。
そんな隙間を縫うようにして、製材をしていきます。
同じ節でも、深いのか?浅いのか?も見極め、その丸太にあった製材を
一本一本、丁寧にしています。
経験でしか解らないまさに、職人の見せ所と言えます。
それでは、また。