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床材用スギ板加工

皆さんこんにちは
木材課 佐藤です。だいぶ暖かくなってきましたね。

村田木材センターの桜もまもなく開花しそうです。

さて、今回はその木材センターで加工しているフロアー加工のご紹介。

まずは製材、必要な巾、厚みに製材し、節や傷が無いかチェックしながら桟積みします。
その後、乾燥機で乾燥させ、さらに養生。
下の写真が養生中の材料。

ここから加工を行います。

はじめに、乾燥すると曲がったり、ねじれが発生したりするので、
プレーナーで狂いを取ります。この時、2面だけ削り直角を出します。

今度はモルダーで実(さね)加工、溝、そり止めをつけていきます。

実加工の精度はコンマ何ミリの世界で調整していきます。きつくてもゆるくてもダメ。
もちろん段差も無く作りますが至難の業です。機械自体の癖も把握していないと
調整は出来ません。(私じゃ無理)

そして節ありの場合は、節埋め作業。一枚一枚パテを埋めていきます。
すぐ固まるので、時間との勝負。

固まったら、仕上げサンダーで表面を鑢がけし細かな凹凸を削ります。

続いて、寸法カット。
両端をカットし寸法をそろえ、カットした芯口の面を取ります。

仕上げに床なり防止の為、実部分にシリコンを吹きつけます。
ざっとではありますが、この様な工程でフロアーを作っています。

手間暇かけて、より良いものをこれからも作れたらと思います。
それでは、また。