こんにちは、木材課 佐藤です。
今回は、製材を、クッキング形式でお伝えします。
まず、丸太を用意します。
丸太(にんじん)
まずは、丸太の曲がりなどを見ながら転がし、一辺を挽きます。
この時、台車の定規に、なるべくまっすぐになるように転がし固定します。
今度は挽いた側を台車の定規にあて、もう一辺を挽きます。
この状態を、タイコと呼んでいます。文字通りタイコの様に見えますね。
さらに、二辺を挽き四角い状態にします。
しかし、この状態では真っ直ぐな材料にはなっていません。
さらに、4辺、修正引きをして完成となります。
(あくまで製材はここまで、このあと桟積み、乾燥、プレーナーと続きます)
是非やってもらいたいのですが、にんじんですら、切ってる間に曲がります。
いかに真っ直ぐにすることが難しいかが解ります。
一本の丸太から製品はこれだけ(柱風にんじんスティック)
側は無駄なく、薪やペレットの原料となります。(薪風きんぴら)
真っ直ぐに加工できるか、挑戦してみてください。それではまた。