こんにちは、林業部の大沼です。
現在、坂元植林合資会社の事業で、「平成28年度次世代林業基盤づくり交付金」の補助事業で林道を作って間伐を行っています。
間伐によって山の原木供給力を安定・強化し、次世代に山・森をつなぐ事業です。
間伐のための作業道(林道)を敷設中です。
山中ですから大きな石も出現します。
地名が「石合」という地名なので、なるほど大きな石があちらこちらにあります。
林道はこのような石の場所と、地形の勾配を読み、間伐する場所を想定しながらつくって行きます。
林道開設後の林です。
とても綺麗になりました。
この後10年20年後には素晴らしい原木となり家づくりに活かされると思うと苦労して敷設した甲斐があったというものです。
林道の先端では間伐した木材を裁材しながら搬出。
林道を使って搬出された間伐材が、美しく重ねられています。
これも職人技。
山林の管理は自然相手で、暑い時も寒い時も、いろんな職人さんが働いています。一本一本に職人の技が活かされています。
そんな貴重な木材を、大切に使って良い家づくりをしていくことが、ご先祖さまより山を受け継いだ我々の務めだと思っています。