こんにちは、工事課 乾です。
いつもならば近々の現場の事をご紹介しているのですが、今回は、工事課の普段の仕事の一部をご紹介したいと思います。
工事担当の私たちは、お客様の現場が終了すると使用した図面などの整理をして保存する作業があります。
その資料をまとめて一冊にまとめたもの「竣工図書」と呼びます。
新築工事のときは、施工中に使用していた図面に、変更した箇所を訂正してから捺印をし、製本したものをお施主様にお渡しし、複製したものは会社にて保存しています。
保存する項目は各種図面はもちろん電気図、給排水設備図等があります。
↑↑↑↑こちらの写真では、外壁の種別色柄、照明器具やクロス品番等を変更しています。
赤ペンで修正してありますね。
これがあればお施主様も、いつでも自分の家の詳細を見返すことができ、アフターメンテナンスや、点検時の確認、また故障等のトラブルの際に、とても役に立ちます。こういった資料がないと、とても大変です。
リフォーム工事の際にも竣工図書を作成しますが、リフォーム工事の場合は新築とは違い、施工した箇所がわかるようなチェックリスト式なっています。
特にリフォームはいつ(何年前?)何を直したか、工事の内容が複雑であればあるほど、あいまいになりがちです。
このように竣工図書をきちんとした書式に則って保存しておくことで、十数年後に訪れるメンテナンス時期に適切な判断とご提案を行うことができます。
手をかけ愛着を持って暮らしていただけるよう精進してゆきます。
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