こんにちは、技術部の赤塚です。
先日、着工前のお客様に、
製材加工工場をご見学いただきました。
坂元植林の家では、
木を植え育て伐りだし、山を守る林業から
住まいをつくり、守っていくところまで、
一貫して取り組んでいます。
この日は、
お客様と一緒に坂元の森に入り
伐りだした梁材と、
その他の柱や梁、
内装の仕上げに使う材料などを
加工工場で見ていただきました。
住まいの中心に据えられる太鼓の大梁。
1年以上前2023年1月の
新月に伐採したスギです。
目がよく詰んでいて、
木目のきれいな梁になりそうです。
↑こちらが伐採式の時のお清めの様子。
あれから1年。
設計と準備期間をいただきました。
加工場のスタッフ峯岸と
いかに芯を外さずに
製材することができたか、
その技術の高さをご説明。
出荷の段階でスタッフが図面を
十分に読み込み、
1本1本の柱を在庫の中から選りだし、
どこにどの材料を配するか、
考えながら用意をします。
なぜ、この位置にこの柱を選んだのか。
図面を参照しながら、
じっくりご説明していきます。
同じ加工場に保管してある、
窓枠や框などの化粧材の保管場所も
ご案内させていただきました。
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住まいが計画から
具体的な形になるまでの過程を
一緒に見ていただくことで、
あらためて住まいづくりの意味や
木の家で暮らすこと
坂元植林の家だから
感じられること、
どんなスタッフが、
どんな思いで、
日々、家づくりに挑んでいるか
そんなことをご体感いただける
大切な工程と考えています。
次回は、大工さんの手刻み現場をご報告したいと思います。