こんにちは、木材課 佐藤です。製材所の周りもすっかり、稲刈りも終わり
蔵王も初冠雪。 ...は、良く見えませんが、
冬に向けて、少しずつ彩や、景色が変わりつつあります。
季節はすっかり秋。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋。
という事で、丸太を食材に見立てて、捌いていきますよ。
さあ、今日はね、120角の桁を挽いていきますよ。
まずは材料になります。
・材料 4m杉丸太 1本 (直径18センチ以上のもの)ご用意ください。
お手持ちの、製材機をご準備いただいて、丸太を乗せ、固定しますよ
太い丸太でも構いませんが、回しながら節などの少ないところで固定してください
初めての方はレーザーなどあると、目印になって便利ですよ。
1刀目で面付け、面にする幅を取ります。丸太が太い場合は、盤を取っておきましょうね。
ひっくり返して2刀目で、角材の寸法を決めます。こちらも太い場合、盤を取ります。
大切な材料、無駄なく盤を取れるのであれば取っていきましょう。
これで、タイコと呼ばれる状態になります。これを倒して
1刀目と同じように、面付け盤を取り、ひっくり返して面付け盤取り、寸法決め
これで完成!ではなく4面挽いただけでは、材料が曲がったまま、隙間があいてます。
さらに4面とも挽き直しましょうね。なるべくギリギリを挽くのがコツですよ。
ひと手間を加えることによって、精度の良い桁が出来上がりますよ。
盤にした材料も、後でまとめて幅を決めて、フロアーなどにしますよ。
世の中は丸く治めるのが良しとしますが、製材は四角くすると納まりがよくなります。
佐藤でした。