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窓と空

朝晩冷えるようになってきましたね。
やっと紅葉かと思っていた蔵王山へは既に初冠雪。寒いと思って薄手のアンダーウエアをプラス日に限って暑くなったり、体温調節の難しい今日この頃です。

さて突然ですが、みなさんはレースカーテンもすっかり開け放つ派ですか?それとも閉めておく派ですか? 私は閉めておく派です。誰も見ていないんだろうけど、近隣のおうちが迫っていると思うと何となく開けづらく…。

先日、現在進行中の物件を確認してきました。一般的な窓はほとんどプライバシーや日の光を遮る為にレースカーテンをつけますが、こちらでは新たな試みとして階段とオープンな窓の組合せを取り入れています。1階からその窓を通して空を眺めてみました。

青空と風で緩やかに流れる雲がまるで絵画のよう。時の経つのも忘れそうな眺めでした。オープンな窓って気持ちがいいものなんですね。夕方にはオレンジ色の空が、雲一つない青空の日もあれば、雨の日には雨粒と鈍色(にびいろ)の雲などが見られて、住まう人とソト、自然をつなぐ架け橋になるのだろうなと思いました。

窓一つにもストーリーがあるような、そんな家づくりがこれからはもっと増えて行きそうな気配です。住まう人の好きな場所、居心地のいい空間というものを意識しながら、これからもみなさまの家づくりのお手伝いをしていきたいなと思います。