10/18に、秋の森林体験ツアーを開催しました。
今年は、5月に続き、コロナウイルスに配慮して個別開催といたしました。
坂元の森を歩くと、秋にはかならず目に入るこの黄色い花。
ハナニガナというキク科の植物です。図鑑では、5月から7月が花期と記載がありますが、
坂元の森では10月でも見られます。
マムシグサの実がついた後の様子。
ケイ酸カルシウムでチクチクするらしいので、素手で触らないように。
キノコがたくさん出ていました。秋ですね。
たぶんヌメリガサ科のフキサクラシメジ。
毒はないらしいですが、臭くて、採ったときの手に強いにおいが残るそうなので、
注意が必要です。
この日は、匂いを嗅いでみませんでしたので、今度また会えたら匂いを嗅いでみます。
下って来る時に、おおきなカマドウマがいました。
昔ながらの日本家屋では、かまどの近くに良く姿を現したそうで、
色や形、飛び跳ねる様子が馬を連想させるということで、
カマドウマです。
ベンジョコオロギなどともよばれ、
「生理的に無理!」と悲しい叫びが聞こえてきそうですが、
カマドウマに罪はありません。
ゴキブリのようにばい菌を運ぶようなことはなく、
そのやたらと長い脚や、体の模様、
背中の丸まりや、異常なほどの脚力で跳ね回る姿から、
怖い、気味が悪いと思われてしまうのでしょう。
当日は、天候もよく、森の中は光と影が美しかったです。
寒くなってきましたが、しばらくは気持ちよく森林散策ができる季節です。
ご案内はこれからもいつでも可能ですので、
お気軽にお声がけください。