こんにちは、木材課 佐藤です。
日に日に、秋の気配が色濃くなってきています。
気温も下がり、製材所の周りも稲刈り真っ最中です。
さて、今日製材した杉の木に“こぶ”が、できていました。
皆さんはどう思いましたか?木材にこぶ?って思いましたか?
杉というと、真っすぐで、でこぼこのないイメージではないでしょうか。
実は、割とあります。
広葉樹ではこぶというと、杢(もく)と言われる、特殊な材料が取れたりしますが、
杉に関しては、何かしら問題がある材になります。
ほとんどは、山の段階で除外しています。
虫食いだったり、昔の傷が修復した跡です。
試しに、挽いてみます。
あ、やっぱり…。虫食い…かと思ったら、鉛玉でした。
人と同じで、傷ついたり、痛めた個所は、木も腫れます。
良い木材を出すには、まず山から管理が不可欠になります。
大事に育てていきたいです。 それではまた。