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梅雨時の天敵・・・

こんにちは、木材課 佐藤です。
雨です。今日も雨です。梅雨真っ盛りです。


雨の時期、木材で気をつけることは”カビ“です。どうしてもこの時期は、
湿度が上がりますし、気温も繁殖しやすい温度になりやすい。
丸太の状態ですと、樹皮が守ってくれるのか中までカビが広がる事は余りありません
ですが樹皮部分に見える、青っぽいところは実は、アオカビです。

製品に製材してからもカビは生えます。表面に生えるくらいであれば問題はないのですが、
(製品に加工する段階で表面は削られる為)
長期放置してしまうと、内部まで侵食し、変色してしまいます。
木材自体が水分を多く含んでいますので、速やかな乾燥がカビの繁殖を防ぐ方法です。

まずは桟積み、一枚一枚の間に風を通す事で乾燥を促します。
そして乾燥機、水分を抜く事で、カビの繁殖を抑える効果もあります。
後は、雨の当たらない所、風通しの良いところに置いて養生します。
もうすぐ暑い夏が来る事を待って、梅雨の時期、乗り切りたいと思います。
それではまた。