先日船岡で、セミ・オーダーの木の家「スリーエスハウス」の建て方が行われました。
「建て方」というのは、地鎮祭が終わり、基礎の着工の後、
柱や梁などの構造を組み上げていくことです。
土台の上に柱を立てていきます。
↓
1階の柱を立て、梁で柱と柱をつなぎます。
↓
2階の柱を立て、梁で柱と柱をつなぎます。
↓
小屋梁に小屋束を立てて母屋を上げていき、
一番高い所にある棟木を上げ、上棟となり上棟完了となります。
セミ・オーダーの木の家「スリーエスハウス」は、
建物の外壁が建物を支える構造になっていて、
内側の間仕切り壁は、好きなように配置できます。
まったく間仕切りのない大空間も可能ということです。
当日は天気が良すぎるくらいよく、1日で日焼けしてしまった気がします。
↓作業開始前 土台が敷かれ、その上に宮城県産の28mm厚の構造用合板が敷いてあります。
↓早速大黒柱を立てます。7寸=約21cm角で長さは約6mあります。
↓1本目の大黒柱が立ちました。スリーエスハウスの大黒柱は基本的に2本です。
↓建物の外壁の部分にも柱が立ってきました。
↓柱に梁をかけていきます。
↓ここで2本目の大黒柱が立ちます。
↓大黒柱と外側の柱が梁によって繋がれました。
↓大黒柱同士を梁で繋ぎます。
↓引きで撮るとどうなっているかよくわかりますね。
↓このころには1階の外壁部分の柱が立ち、梁がぐるりとまわっています。
↓大黒柱につながる梁に平行に目線を持ってきて撮影してみました。彩度と明瞭度をいじって絵画のような写真にしてみました。
↓梁の断面。芯持ちの材料。芯持ちの材料は1本の原木から1本しか取れません。
↓2階の床下地になる構造用合板が敷かれ、2階外壁の柱も立ちました。
↓2階の梁をかけていきます。
↓2階の天井部分に見える太い梁がかかりました。
↓こんなに太い梁がこんなにかかってるなんて、強そうです。
↓大黒柱まわりはこんな納まりです。かっこいいですね。