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【実験レポート】杉のフローリングメンテナンス

我が家では、床に杉フローリングを使っています。
約6年が経ちますが、今のところノーメンテナンス。
汚れはある程度つきますが、ツヤがないのであまり目立ちません。
小さな傷直しもしませんね、全く気になりません、私には。

水拭きはNGという意見もありますが、どうなんでしょう?
裸足で歩いても大丈夫なのに水拭きできない、というのは不自然な気がします。

「無垢フローリングの手入れ」と検索すると、
意見はバラバラ。何が本当なのかわからない感じ。
浸透性の塗装・ワックス処理をした床材についての手入れに絞ってみても、

・掃除機とほうきを使う、水拭きはNG
・濡れ雑巾で拭いてよい
・落ちにくい汚れは固く絞った雑巾で拭く
・クイックルワイパーがよい
・クイックルワイパーは木のささくれに引っかかるからよくない
・ダスキンモップがすごく便利、ただ床に直置きしないこと
・シュロのほうきがよい(シュロという木の樹皮を使った自然素材のほうき)
・半年に1回ワックスをかけた方がよい
・裸足で歩いていればOK、ワックスがけの必要なし

ここまで相反する意見が出てくるとは・・・・

では、実際はどうなのか?
杉フローリングの端材で実験しました。
①コーヒー
②水性ペン
③油性マジック
④サラダ油
⑤蛍光ペン

これらを無塗装の杉材に染み込ませます。
保護材を塗った床よりも悪条件です。
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↑コーヒー(1時間放置)

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↑まず水洗い。
コーヒーのシミはだいたい取れました。

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↑次にペーパーがけ。汚れがひどいので、目の粗いものを使います。

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↑どうですか?

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↑目の細かいサンドペーパーで表面を滑らかにします。

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↑マジックの汚れも消えました。
サラダ油のところは汚れが残りました。

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↑2日後、乾いた状態です。
油の汚れもあまりわからないです。

こんな風にガリガリとメンテナンスできるのが無垢材です。

無垢材の中でも杉はやわらかいです。
やわらかい材は、キズつきやすいですが、素足で歩いたときにサラッとして気持ちがいいし、温かいです。

タモ・クリなど、硬い材はキズがつきにくいです。ただ、素足での生活には向かないでしょう。

モデルハウスに来られた方には、ぜひ素足を体感していただきたいです。
私はやわらかい材料が好きですね。