福島県南相馬市で大規模改修工事が着工しました。
震災前に旧建物の増築工事を行い入居されましたが、3か月後に東日本大震災にあい避難をされたお客様です。
家族構成は、おじいちゃん・おばあちゃん・若夫婦・女の子二人の6人家族。
今回の改修工事の内容は、増築された方の改修工事で2階の階段及びホール部と1階は全て構造体を残しての改修工事となり、一部・土台・柱・梁の撤去、架け替えを行う計画です。
ご主人と奥様の共通の趣味である映画鑑賞が出来る「シアタールーム」や、広々とした「リビング」に続き間の「3畳小上り」、対面キッチンなどリノベーション的要素が盛りだくさんな間取りとなっています。
解体前
↓解体後
今回の工事は、東京の設計事務所の依頼で実現したもので、定例会や現地打合せを重ねて進めて行くことになります。
現在、お客様は仮設住宅暮らしで、何かと不自由な生活となっている様子。
年内いっぱいの竣工を目指して一日も早く、お引渡しが出来る様に頑張りたいと思います。
これから、基礎の補強を行い木工事に進んでいきます。