先日、あるお宅の撮影にいってきました。
最近の坂元植林の家では、リビングに階段のあるパターンは少なめですが、この写真のような階段は開放感があって素敵ですね。
階段下のスペースには、ワンちゃんの住処と、腰の高さくらいの抽斗(ひきだし)が。
こんな風に階段下のスペースを開き、見せることでより開放感が生まれるんですね。
テレビ背面の壁に注目です。
こちらは住まい手さんが、DIYで作った格子棚。センスがうかがえますね。
1×4のSPF材(1820mmで1本200円くらい)を白く塗って、格子状にまとめ、倒れてこないように背面の壁に固定してあります。
格子棚には、バランスよくカメラやレコードなど、住まい手さんの好きなものが飾られていますが、適度な空白を残して配置することで、うるささがありません。
「本物の木の家に住みたいあなたへ」という冊子で紹介していますが、インテリアも、間取りも、適度な余白が違いを生み出すのだと思います。
杉の一枚板テーブル。テーブル下のごみ箱をよけて撮ればよかったと戻ってから後悔しています(笑)
先ほど説明した階段とその下のスペースの使い方がわかりますね。
小さくてよく見えないかもしれませんが、抽斗(ひきだし)はメープルやオークなど様々な樹種の使われているもので、シンプル過ぎない色遣いが素敵です。
窓辺から玄関側を望むと、リビングと一体になったキッチンが。
キッチンとリビングとの境を取り払ったタイプのキッチン。開放感がでますね。
キッチンのリビング側は収納になっていて、一般的なキッチンより幅が狭めですが奥行きが比較的大きく、豊富な収納が奥様の強い味方となっているようです。
窓辺には趣味の植物。こちらのお宅は庭も素敵でしたが、屋内にたくさんグリーンがあり、さわやかで優しい印象を引き立てていました。
リビングの吹き抜けは、梁にシーリングライトを設置しています。
南面からの光をめいっぱい室内に取り込む窓が、吹き抜けを通して配置されていて、リビングの明るさと開放感は最高でした。
このお宅の大黒柱は9寸強(27~8センチくらい)とのこと。
この位置にあると、家の中心で支えている!という感じもひとしおですね。
りんくうモデルの大黒柱は1尺(30センチくらい)ですので、一回り細いですが、十分な迫力でした。
3か月前にやってきたワンちゃん。
玄関からリビング方向を。塗り壁の白と、無垢床のコントラストがここちいいです。
木目も新築から数年たち、いい色に落ち着いてきているようです。
洗面所も一工夫。鏡の背面にはタイルを貼り、ナチュラルな雰囲気をより一層高めているようです。
今回撮影にうかがったお宅は、2009年から、7年近く住まわれているとのことでした。
7年近く住まわれると、家もやはり住まい手とともに成長しているということがよくわかりました。
みなさんも、家族の生活スタイルに合わせて家を成長させていきましょう。
こんな棚を作りたいんだけど・・・
ここのスペースをうまく使えてないんだけど、どうすればいいかしら・・・
いろいろな悩みや疑問があると思いますが、何か聞きたいことがあったら、ぜひ私たちに相談してくださいね。
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