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修正挽き

こんにちは、木材課 佐藤です。

毎日、寒い日が続きますが体調お変わりないでしょうか?
インフルエンザも流行っているようですので、十分に気を付けてすごしましょう。

さてさて、今日は修正挽きについてお話ししていきます。

原木を製材するのに四角にするのだから4回挽けば出来上がると思ってませんか?

実際は、4回挽いた後、“修正挽き”を行います。
目的は、狂いを取る為、前にもお伝えしましたが厚く挽くと木材がググッと曲がります。

その曲がりを最終的にとる作業を、修正挽きといいます。(生材だけでなく、乾燥後に狂いを取る事も同じように呼びます)

一見、曲がってないように見えますが、


1cmほど曲がっています。
材料が長ければ長いほど曲がりが大きくなります。

曲がる分を仕上がりの寸法より大きくとり、最終的にまっすぐになるように製材するのですが、
残しすぎると、最後で曲がってしまったり、取りすぎると今度は寸法足らずになるので、塩梅が難しいのです。
これも経験が必要になります。

目指せ製材マスター!佐藤でした。それではまた。