あけましておめでとうございます！
木材課　峯岸です。
只今、材料の加工仕上げに集中取り組み中です。

とある町営住宅5棟。そして現在進行中の注文住宅2棟、計7棟分の材料加工です。

坂元植林の家では、月2棟、年間24棟の注文住宅の受注を上限としております。
なぜ月2棟なのか？というと、以下のような理由が。
・約560haの森林を坂元植林で管理しています。（東京ドーム約120個分）
・約560haの森林を持続可能な形で管理して月当たり生産できる原木は約75㎥。
・約75㎥の原木から製材できる構造用の木材（柱や梁など）は約30㎥。
・約30㎥の木材で建てられる注文住宅は2棟。
（30坪程度の注文住宅1棟あたりに使用される木材は平均で約20㎥で、そのうち構造体に使われる木材は75％の15㎥。）

坂元の森を持続可能な形で営んでいくため、本物の木の家を地球にやさしく、適正な価格で提供するため、
月2棟、年間24棟と限定しているのです。

そんななか、なんと現在ご好評につき7棟の材料準備中。
町営住宅5棟に加え、注文住宅2棟分の材料も準備しております。

もちろん木材は在庫しておりますので、現実的には2棟分以上の木材を出荷することは可能なのです。
ですが、毎月このペースで木材を出荷し続けると、坂元の森の持続可能性に問題を引き起こすことになってしまうかもしれません。

また、坂元植林では本物の木の家を提供することを目指しているため、
設備も最新の機械式ではなく、職人の技術を生かした機械で製材などを行います。
ですので生産量をグンと増やすことは難しいのです。

そんななか、村田の木材加工場・倉庫はフル稼働。
どんなに忙しくてもすべて完璧にこなし切るのが、わたくし峯岸という男。
失礼します。